はたらく人

営業職から独立、そして入社後は副所長へ。個人事業主を経て営業所づくりに挑むキャリア

営業職から独立、そして入社後は副所長へ。個人事業主を経て営業所づくりに挑むキャリア
家電量販店の店長やエリアマネージャー、営業職など、さまざまな経験を経て、現在はイオンネクストデリバリーで副所長として営業所づくりに関わるOさん。個人事業主として働いた経験を経て感じる会社員としての働き方の違いや、入社後の新たなやりがいについて語っていただきました。

店長・エリアマネージャーを経て、独立を経験

これまで経験してきたお仕事について教えてください。

レストランでの接客を経て、家電量販店にアルバイトで入り、契約社員、正社員とステップを踏みながら働きました。1年ほどで店長を任され、その後はエリアマネージャーとして複数店舗を担当しました。

その後は不動産会社などで営業職を経験し、基本的には営業を中心にキャリアを重ねてきました。そして勤務先の同僚と「一緒に独立しよう」という話になり、会社を立ち上げましたが、その後は個人事業主になり配送の仕事などにも取り組んできました。

独立して働くようになった経緯を教えてください。

若かったこともあると思いますが、自分の考えを率直に伝えることが多い性格だったこともあって、組織の中で働く中で少し難しさを感じる場面もありました。役職が上がるにつれて経営層との距離も近くなり、働き方について改めて考えるようになったんです。

そうした中で、一度自分の力で仕事をしてみたいと思い独立を考えるようになりました。最初は同僚と会社を立ち上げる形ではありましたが、それがよいきっかけになりましたね。

個人事業主として働いていた頃を振り返って、その働き方をどのように感じていましたか。

自由に仕事ができることが一番の魅力でした。責任もすべて自分にありますが、その分やりがいもあり、仕事の成果がそのまま自分に返ってくるところは楽しかったですね。企業とも個人として直接やり取りして仕事をいただくので、その点にもやりがいを感じていました。

ただ、一人で働く難しさもありました。単価を上げるのがなかなか難しく、最初に決めた条件のまま仕事が続くことも多かったんです。相談できる相手がいない中で収入の波と向き合うのは大変でした。

「働き方を見直した」会社員として再スタートした理由

自由に働けるやりがいがある一方で、一人で働く難しさも感じていたんですね。改めて、会社員として働くことを考えた背景について教えてください。

自分の働き方について改めて考えるようになったんです。個人事業を続ける上で、インボイス制度の開始など制度面の変化もありましたし、収入の安定やワークライフバランスを含めて一度見直してみようと思ったんです。

ちょうど39歳という年齢でもあったので、もう一度会社員として働くという選択肢もあるのではないかと考えるようになりました。そうしたタイミングで転職活動を始めたという流れです。

転職活動ではどのような点を重視していましたか?

転職サイトで仕事を探しながら、企業のネームバリューや、自分の年齢でも働けるか、という点を見ていました。

配送の仕事を選んだ理由は、やはり自分に合っているからです。会社に属していても外に出れば一人で動く仕事ですし、届ける相手やルートが決まっていること、やることがはっきりしているところは自分にとても向いているんです。

配送の求人は複数ある中で、イオンネクストデリバリーに入社を決めた理由は何だったのでしょうか。

福利厚生などの条件がよかったことと、面接の対応の印象がよかったことです。面接前後の対応の仕方や連絡のスピード感からも、働きやすい環境が整っている会社だと感じました。

残業時間についても、実際のデータを示しながら説明があったので、働き方のイメージがしやすかったですね。ワークライフバランスも大事にできそうだなと感じて入社を決めました。

ドライバーから副所長へ。営業所運営に関わる現在

実際に働いてみて、働き方やライフスタイルにはどのような変化がありましたか?

一番感じているのは、オンとオフの切り替えができることです。勤務中はもちろんしっかり働いて、退勤後は仕事から離れることができるので、生活のリズムが整いました。休みや残業の管理もしっかりしており、有給も取りやすい環境です。

トラックの運転は未経験だったとのことですが、不安はありませんでしたか。

トラックの運転は初めてだったので、最初は不安もありました。ただ、不安や疑問を相談しやすい空気があって助かりましたし、研修も手厚かったです。

入社後はOJTで先輩と一緒にトラックに乗る形で仕事を覚えていきました。私は約1か月ほど先輩と同乗して仕事をしてから、一人立ちという流れでした。慣れない期間は常に先輩が隣にいてくれるので安心感もあり、とてもありがたかったですね。

現在はどのようなお仕事をされていますか。

入社当初はドライバーとして働いていましたが、1年ほどでリーダーを任され、その後副所長になりました。現在は運行管理を中心に、ドライバーが安全に配送できているかをシステムで確認しながら、トラブルがあればフォローする役割を担っています。ルートはAIが組むものの、運行管理側がドライバーの特性を見ながら調整することもあります。

現場との距離を縮める「目線合わせ」のマネジメント

どのような経緯で副所長になられたのでしょうか。

もともとは高津の営業所にいたのですが、新しい営業所ができるタイミングで副所長として異動することになりました。家から近かったことに加えて、会社の制度を利用して運行管理の資格を取得したことも理由の一つだったと思います。

新しい営業所の立ち上げに関われたのはとても貴重な経験でした。所長が「まずやってみよう」と背中を押してくれる方なので、自分が副所長としてやりたいと思っていたことにも挑戦しやすい環境だと感じています。

副所長として、営業所づくりで工夫していることや、大切にしていることはありますか。

月に一度、営業所内のポジティブな情報をメールで共有する仕組みを作りました。以前は朝礼での共有が中心で、どうしてもミスや注意事項などの話が多くなりがちに思えたので、ドライバーの良い行動などを集めて月に一度発信するようにしたんです。こういったアイデアも、提案すると「やってみよう」と背中を押していただけるのがありがたいなと思いますね。

マネジメントで特に大切にしているのは、相手の考えを読み取ることです。部下として働いた経験もありますし、管理職の立場から見てきた経験もあるので、相手がどう考えているのか、何を求めているのかを意識して仕事をしています。

また、現場では“目線合わせ”を大事にしています。ドライバーでもリーダーでも副所長でも役割が違うだけだと考えているので、普段から同じ目線で話すことを意識しています。

これまでのご経験は、今の仕事にどのように生きていると感じますか。

これまでの仕事すべての経験が今に生きていると思います。特に家電量販店でのマネジメント経験は、自分にとって大きな財産ですね。店長やエリアマネージャーとして長くマネジメントに関わってきたので、その経験は今の仕事にもつながっていると感じています。

個人事業主を経験してから会社員に戻って、改めて感じたことはありますか。

やはり、責任の重さが違います。個人事業主であればミスをしても自分の責任ですが、会社に属している以上は会社の責任、自分のミスが会社全体のミスになってしまうという意識があります。改めて、大きな違いだと感じました。

一方で、チームで働く良さも改めて感じました。イオンネクストデリバリーでは朝礼などで良かったことも悪かったことも共有できますし、新しい方が入ってきたときに先輩がサポートするなど、自然と助け合う雰囲気があるのはいい文化だと思います。

研修だけで終わらない「接遇」が根づく現場

これまでさまざまな会社を経験してきたOさんにとって、イオンネクストデリバリーならではだと感じる特徴はどこにあるのでしょうか。

AIによるルート決定など最新のシステムを使っている点と、お客さまへお届けするラストワンマイルの部分に力を入れて、「接客」ではなく「接遇」という考え方を研修の段階から大切にしている点は、この会社ならではだと思います。

特に素晴らしいなと感じるのは、研修で学んだことが現場でもきちんと実践されているところです。企業によっては、「研修では教えているが、現場までなかなか行き届いていない」という場合もあると思うんです。ですが、イオンネクストデリバリーではOJTの中で先輩が「接遇」を実践する姿を見ることになるので、それがそのまま現場のスタンダードとして新人の方にも定着していっているのだな、と思います。私自身もそうして学びました。実際に、お客さまからドライバーの対応を褒めていただけると、やはり嬉しいですね。

仕事の中でやりがいを感じるのはどんなときですか。

ドライバーの成長を感じたときですね。最初は1日に15件くらいだった配達件数が、20件以上できるようになったりするとやはりとても嬉しいです。

そして「今日はやりきりました!」とか「ここまでできました」といった前向きな声がドライバーから自然に出てくると、この環境が良い方に向かえているのかな、と感じます。
日々、営業所づくりに励む中では特に大きなやりがいを感じます。

この会社の風土について、どんな点が印象に残っていますか。

ミスをしただけでは評価を悪くしないところも、この会社の良さだと思います。自分もミスをしたことがありますが、他のよい部分も見ていただけたことで副所長という立場を任せてもらえました。そういう意味でも、良いところを見てくださる上司や環境に恵まれていると感じています。

転職を迷っている方に向けて、メッセージをお願いします。

配送の仕事は安全が何より大事なので、ルールをきちんと守れる方であれば年齢や経験に関係なく活躍できると思います。実際に、初心者マークを付けながら頑張っている方もいます。

この会社はまだまだ営業所が増えている段階なので、チャンスも多いと感じています。この記事をお読みになる方の中には、個人でデリバリーの仕事をしている方もいらっしゃると思います。個人で働くことの良さもありますが、会社には仲間がいて、良いことも悪いことも共有できる環境があります。

もし入社前の自分に声をかけるとしたら、「迷わず入ったほうがいいよ!」と伝えたいですね。