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タクシー運転手から転身。成長中のネットスーパー業界を支えるドライバーの想い

タクシー運転手から転身。成長中のネットスーパー業界を支えるドライバーの想い
タクシー運転手を経て、配達ドライバーとしてイオンネクストデリバリーへ入社したHさん。入社前からGreen Beans(グリーンビーンズ)の事業成長性に興味を持っていたそうです。
現代の新たな社会インフラとなっているネットスーパーを通して、物流業界へ挑戦することを決めたHさんにお話を伺いました。

拡大するネットスーパー需要を感じて、キャリアチェンジを決断

イオンネクストデリバリーへ入社するまで、どのようなお仕事をされていましたか。

前職はタクシーの運転手として働いていました。学生時代にまわりから「人あたりがいいよね」とコミュニケーション面を長所として褒めてもらうことが多くこれまでいろいろな仕事をしましたが、どの職種でも相手に気持ちよく過ごしてもらえるような仕事をするよう、心掛けていました。

入社のきっかけはどんなことでしたか。

タクシー運転手は1回の勤務時間が長く、朝から深夜までという働き方をしていたので体に負担がかかっていました。働き方を改善するために転職先を探していたところ、イオングループの新事業であるGreen Beansの配達ドライバー募集を見つけて応募しました。タクシー運転手時代の経験が活かせたらいいなと感じていましたね。

物流業界へ挑戦してみようと思ったのはなぜですか?

自分も日頃からネットで買い物をする機会があり、これからますます消費者のニーズが増えて、ネットスーパーの規模が拡大するのではないかと思ったためです。業界として成長すると感じました。

Green Beansにはどんな印象を持っていましたか?

生鮮食品だけでなく日用品も取り扱っているので、忙しいお客さまの買い物ニーズを満たせる良いサービスだなと感じていました。自分がかさばる日用品の買い物をするとき、「車があれば楽なんだけどな・・・」と感じることがあって。恐らく同じような思いを持つ方がいらっしゃると感じていたので、そのような方の買い物の手助けが出来ればと思ったこともこの業界への挑戦を決めたきっかけです。

実際に配達をするなかで、お客さまのどのようなニーズを感じますか?

先ほど申し上げたような1回の買い物では買いきれない日用品類の配達もニーズを感じますし、あとは共働きの方や、小さなお子さまがいるために頻繁な買い物が難しいご家庭もよくご利用いただいているイメージがあります。配達に伺うとまず玄関で小さなお子さんが出迎えてくれることもありますよ。

あとはご高齢でまとめ買いをされる方もいらっしゃいます。お届け先にはエレベーターが無い建物もありますので、「この量の買い物をご高齢の方がひとりでするのは難しいよな」と共感しながら配達することもあります。年代や事情はさまざまですが、共通しているのはやはり”気軽に買い物へ出向くことが難しい”という点ですね。

配達業務のなかで、どんなときにやりがいを感じますか?

「また注文しますね」というお言葉をいただいたときは嬉しかったです。Green Beansをまた使いたいと感じられたということだと思いますので、買い物手段の選択肢に入れていただけたんだと実感しました。

Green Beansは本当に便利なサービスなので、自分で全て運ぶのは大変だけどネットスーパーを使わずに買い物をしているという方にはぜひ気軽に使っていただきたいです。

同僚との活発なコミュニケーションで働き方が変わった

タクシー運転手時代と現在の配達ドライバーの仕事で大きな変化があったのはどんなことでしょうか。

まず、働く時間です。当社は最新鋭のAIシステムを用いて適切な配達管理を行っていることもあり、ドライバーの残業が少ないため前職に比べてかなり体力的な負担が減りました。

あとは、同僚とのコミュニケーションが格段に増えましたね。前職は横の繋がりがほぼ無かったのですが、イオンネクストデリバリーではお届け先の引き継ぎを残す配達メモがあるので、そこに書くような細かい情報をきっかけに同僚と話すようになりました。 例えばタワーマンションや大きな集合住宅ですと業者用の入口が設けてあるので、そういった情報は日頃の情報交換と配達メモで覚えておくことが多いです。こういった情報をリスト化しておけるとさらに業務効率が上がるなと感じますね。

ドライバー同士のコミュニケーションが活発なのですね。

気の合う同僚と飲み会をすることもありますし、休日の過ごし方やバイクやゲームなど、お互いの趣味の話をすることもあります。こういったプライベートな話はタクシー運転手時代は出来なかったので、今すごく満たされていますし、楽しく働くことが出来ていますね。

その他に、お客さまを運ぶタクシー運転手と商品を運ぶ配達ドライバーの違いを感じることはありますか?

タクシーはお客さまが希望するルートと目的地へご案内することが仕事ですが、配達ドライバーはご注文いただいた商品の品質を保って確実にお届けするのが仕事です。どちらも運転を伴いますが、配達ドライバーはタクシー運転手時代に比べて、より自分のペースで安全に運転が出来るので、その点は気に入っています。これまでの経験で地理には詳しいため、自分なりに効率の良い道順を考えてお届けすることも出来るので、知識がダイレクトに役立っているなと感じます。

違いだけでなく共通していることもあって、例えば細かな心配りですね。タクシー運転手をしていたときに接客研修を受けたことがありまして、その際に車内の温度調整やルートの確認など、細かなおもてなしを学びました。今は商品の状態管理やお渡し方法など、形は違いますがおもてなしの心を持って向き合う意識は変わっていません。

私の他に、別の拠点でタクシー運転手の経験がある方がいると聞いたことがあるのですが、今後より増えるといいのかなと思います。地理に詳しいことは配達にとても役に立つので、個人的にはすごく向いていると思うんですよね。

転職先の選択肢としてすぐイオンネクストデリバリーを思い浮かべるのは難しいかもしれないですが、もし前職の知り合いの運転手でキャリアチェンジを考えている方がいれば、私目線で当社の話をしたいと感じますね。

運転する車両の車格が変わることには戸惑いはありませんでしたか?

タクシー運転手のときは乗用車を運転していましたので、配達トラックの車両感覚に慣れることが出来るだろうかと少し不安を感じていましたが、入社時の運転研修で先輩から細かく運転について教えていただきましたし、車両に慣れてある程度ハンドルを切るタイミングを覚えてからは問題なかったですね。

Green Beansの利用者数も増えて当社は事業成長の最中です。ドライバー視点で企業が成長している実感はありますか?

ありますね。お届け先が増えると効率的な仕組み化が必要になると思うのですが、最近ですと1時間ごとの指定のみだった配達時間が、3〜5時間のうちにお届けする広い時間枠の受付も開始しました。あとは早配(そうはい)といって、お客さまのお届け指定時間前であっても、お客さまからお電話で受け取り可能とお申し出があればお渡しして良いというルールに変更になりました。

配達ドライバーはお客さまのご希望通りに、かつより多くのお届け先へ伺うことが求められていますので、このルール変更はより効率的に動けるようになるのでかなり助かりますね。

Green Beansを気軽にあなたの選択肢へ入れて欲しい

今後、どんな方にGreen Beansを利用していただきたいですか?

まず、買い物が不便な地域にお住まいの方には積極的にご利用いただきたいです。その他にも近隣にスーパーはあるけれど、ご高齢の方や子育て世代の方などそれぞれの事情で頻繁に買い物へ行けないという方、ひとり暮らしで忙しく確実に指定した時間で受け取りたいという方にもぜひ一度使ってみて欲しいですね。

本当に便利ですし、当社はただ配達するだけではなくお客さまの買い物体験の向上にも貢献したいと考えているので、買い物に困ったらGreen Beansのことを思い出して欲しいです。

最後に、この記事を見ている方へメッセージをお願いします。

買い物の不便さに困っている友人がいたら積極的に利用を勧めたいくらいGreen Beansは気軽に注文が出来ますし、またネットスーパーは新たな社会インフラになって来ていると転職してこの仕事を始めてから、より実感しています。気の合う同僚と勢いのある事業に携わることが出来て、転職して良かったと感じることも多いです。

もし現職で満たされないことがあって、それがイオンネクストデリバリーで得られるものなのであれば、気軽に応募していただきたいと思いますし、私たちも歓迎します。