2024年3月にイオンネクストデリバリーへ入社後、現在は高島平拠点でドライバーとして活躍されるHさん。
お客さまや同僚と丁寧なコミュニケーションを取り、満足度の高いサービス提供へ貢献されています。そんなHさんのポリシーや、今後ドライバーとして大切にして行きたい「配達地域とイオンネクストデリバリーの共存共栄」についてお話を伺いました。
丁寧なコミュニケーションが円滑な業務やお客さまの満足へ繋がる
本日はよろしくお願いします。まず、Hさんがご入社されたきっかけを教えてください。
以前、介護用品の販売やレンタルを行う会社に勤務していて、そこで社用車の運転とお客さまへ介護用品をお届けする接客を経験しました。お客さまのところへ出向いて日頃の困りごとを伺い、ニーズに合わせてリース用品を修理・調整する仕事が楽しくて。もともと運転することも好きだったので、仕事にやりがいを感じていました。
そのあと別の業種を経験したのですが、改めて転職を考えたときに、また運転と接客のどちらも出来る職場で働きたいなと思いまして。自分の希望に合う仕事を探していたところにイオンネクストデリバリーのドライバー募集を見つけて、応募をしたことがきっかけです。これまでの経験を活かせるのではないかと感じました。
入社の決め手になったことはありますか?
イオングループという大きな組織に会社が属している安心感と、労働時間も長すぎず、休日をしっかり取れる安定した働き方が実現できること、あとはドライバーも接客に力を入れているという社風に惹かれました。お客さまと接するその短い時間のおもてなしを大切にする考え方が素敵だなと。
選考を受ける前に企業サイトや求人を見て企業や業界のことを研究していたので、無事に内定の通知をいただいた時は嬉しかったですね。

入社してギャップを感じたことはありましたか?
大きなことは無かったです。採用選考のときから風通しが良い職場ということは伺っていましたし、実際にその社風は根付いているのでマイナスな印象を感じることはありませんでした。せっかく転職して働くのであれば、すぐ辞めてしまうのではなくて長くしっかり働きたいと考えていたので、ギャップが無かったことは安心しました。
トラックの運転は未経験だったので入社前は不安があったのですが、運転研修でしっかりと指導していただきましたので、独り立ちのときには問題なく運転出来るようになっていました。
現在所属されている高島平拠点は今年(2024年)新設されたと伺いました。新しい拠点での業務はいかがですか?
拠点を開設して間もない時は、新規のお届け先が多く大変でしたね。道路事情がわからないので、配達をしながら専用端末のマップ機能を使って、車両を停められそうなコインパーキングを探して配達メモに残すなど、みんなで助け合って乗り越えました。
また、新人の方を指導する機会も増えました。業界未経験でご入社される方も増えていますので、その方たちを指導をして独り立ちのサポートすることも欠かせない業務です。現在は私も配達へ同乗して教育を行う立場に就いています。
新人の方を指導する際に、気をつけていることはありますか?
私はドライバーの経験があったので比較的早く指導の立場に就いたのですが、新人指導は経験したことが無かったので、先輩に「運転アドバイスのコツ」を教えていただきました。
具体的には、「アドバイスをするのは赤信号で停車中のときか、配達先へ到着してから」というものです。それまでは自分が気になったタイミングで指導していたのですが、言われてみれば確かに、運転中に指導されると集中を乱して混乱してしまいますよね。それからはお互いが落ち着いて会話出来るタイミングで伝えるようにしています。
日頃から丁寧にコミュニケーションをされているんですね。
はい。お客さまへ接客を行うときには「笑声(えごえ)」で接することを心がけています。
この言葉は私自身のポリシーなのですが、どんなときも明るく口角を上げて接することで受け取っていただく際の印象が変わると思っているんです。配達に伺うと、みなさん「ありがとうございます」と感謝の言葉を述べてくださるので、配達へ向き合う姿勢は伝わっているのだなと実感します。

配達地域へお住まいのみなさまと、共存共栄を目指したい
当社の配達ドライバーのやりがいを教えてください。
夏場はゲリラ豪雨が起こるので悪天候のなか配達へ伺うことも多いのですが、そういった時は「こんなに天気の悪いなか、配達ありがとうございます」とお言葉をいただくことがありました。お客さまも予定があってお忙しいと思うのですが、私たちの配達を待っていてくださるうえに、感謝を伝えていただけるのでとてもやりがいを感じます。
お届け先によってはエレベーターが無い場所もありますし、買い物に不便を感じる場所ほどトイレットペーパーやティッシュなどかさばる生活用品をご注文される方もたくさんおられます。食品だけではなく日用品も取り扱っていますので、買い物のハードルが高い方には気軽にGreen Beans(グリーンビーンズ)を利用していただきたいですね。
配達ドライバーになって分かったことはありますか?
当社のドライバーは、緑色のユニフォームを着て社名やサービス名が入った車両を使って配達をしていますので、街中で目立つということですね。ひとりで配達するようになってから、社名やサービスを背負って配達をしているという自覚と責任をより感じるようになりました。
運転以外に配達で難しさを感じることはありますか?
私たちは公道をお借りして配達を行っているので、地域のみなさまのご迷惑にならないように駐車の際はコインパーキングを利用するよう会社から指導されています。しかし、一時的に公道へ停車しなければいけないこともあります。
停車する場所には非常に注意していますが、住宅街を通ってお届けすることも多いため、ご指摘をいただくこともあります。地域の方からご指摘をいただいた際は、お客さまの声に真摯に向き合うようにしています。帰庫後、配達メモに記録して再発防止を徹底しています。
ただ、その地域に配達するだけではなくて、お住まいの方を含めて配達地域との共存共栄は常に意識したいと思っています。

地域との共存共栄。具体的にはどういったことでしょうか?
どれだけ地域にとって違和感のない交通ルールで配達を行えるかということです。
当社の配達拠点は、神奈川県や千葉県などの関東近郊だけではなく東京都心にもあります。どの地域においても同じ品質で安全に商品をお届け出来るよう、全社共通の運転ルールが細かく定められているのですが、地域の交通量や交通事情によっては対応を柔軟に行う必要もあります。
今後も配達量やドライバーが増えて行きますので、幹線道路があり交通量が多い地域と、住宅街の割合が高い地域では配慮するポイントを変えることが必要だと感じますね。
地域へお住まいのみなさまに負担が起こらないように考えていらっしゃるんですね。
こういった内容は日頃から拠点のマネージャーと会話しています。会社として成長する上でルールを整備して行けたら、よりスムーズに配達が出来るようになりますし、新人の方への指導基準が定まり、今以上に高品質な配達に繋がると思います。
ドライバーとその先にいるお客さまをどちらも大切にする会社
率直に、イオンネクストデリバリーへ入社した満足度はいかがですか。
働き方や休日を重視していましたので、その点はとても満足しています。残業も繁忙を除けばそれほど多くないので、働きやすいです。同僚とも日頃から働きやすさについて会話することがあります。休日の予定について話すことも増えました。
私のポリシーである笑顔で明るくお客さまへ接することは、ドライバーそれぞれの健康や、運転に対する正しい知識があってこそだと思っています。そういった点で当社は、社員とその先にいらっしゃるお客さまのことをとても大切にしていると感じますね。

最後に、この記事を見ている方へメッセージをお願いします。
これまで多くの未経験ドライバーを受け入れて来たからこそ、手厚い新人教育が出来る体制になっているのではないかと感じます。新人の方をいきなりひとりで配達させるようなことは無いので、少しでも会社や配達ドライバーの仕事へ興味を持っている方は安心して飛び込んでいただけるのではないかと思いますね。一緒に働けることを楽しみにしています!