はたらく人

常にお客さま目線を忘れない。未経験入社の女性ドライバーが新拠点のオープニングスタッフに抜擢された理由

常にお客さま目線を忘れない。未経験入社の女性ドライバーが新拠点のオープニングスタッフに抜擢された理由
ドライバー未経験でイオンネクストデリバリーへ入社し、現在高島平拠点で活躍中のKさん。
前職の接客経験を踏まえてお客さまへ配達する際に心がけていること、また女性ドライバー目線で当社の魅力についてお話いただきました。

未経験でドライバーに。先輩からの指導で自信を持って独り立ち

まず、Kさんのご経歴を教えてください。

専門学校卒業後にペットショップの店員を3年半経験し、2023年12月にイオンネクストデリバリーへ入社しました。ドライバー職は完全未経験での入社です。

全くの異業種へご転職されたんですね!キッカケはどんなことでしたか?

もともと車を運転するのが好きだったことがきっかけです。運転の仕事は他にもありますが、大きな車を運転する仕事を探していて、イオンネクストデリバリーのドライバー募集を見つけて応募しました。

ドライバー未経験で苦労したことはありましたか?

そうですね…乗用車と比べて当社の車両は大きいので、最初は車体感覚に慣れることに時間がかかって苦労しました。具体的には、狭い道で曲がるときにハンドルを切るタイミングが難しかったり。慣れるまでは大変だったのですが、拠点の敷地内で練習をしたり、先輩ドライバーに同乗させてもらったりして徐々に感覚を掴んでいきました。

今振り返ると、運転スキルは細かい不安を研修で解消できたから、自信を持って独り立ちできたのかなと感じます。

誉田拠点から新設の高島平拠点のオープニングスタッフとして異動されたと伺いました。当時のお気持ちを教えてください。

もともと別の拠点へ配属される前提で入社しており、研修を誉田という当社でも最大級の拠点で受けていたんです。そんなタイミングで、新設の高島平へ異動するチャンスをいただきました。 前職の接客経験を応用することができたのか、ありがたいことに同乗研修時期の配達時にお客さまから感謝のお言葉をいただくことが何回かあったので、自分の接客スキルを新拠点で活かせたらいいなと思って、異動しました。

具体的にはどのようなシーンで感謝のお言葉をいただきましたか?

夏の暑い時期に、対面でお受け取り予定だったお客さまが、非対面でのお受け取りへ変更されたことがありました。商品に冷凍食品や生鮮食品が入っていたので、早めにお受け取りいただいた方がいいかと思い、配達が完了したことをお知らせするために玄関先でお声かけをして車両へ戻ったんです。

その声かけがあったことによりお客さまがスムーズに商品を受け取ることができたようで、後から感謝のお言葉をいただきました。

お客さま目線での配達を心がけているということでしょうか。

はい。中にはご高齢のお客さまもいらっしゃいますので、対面のときは笑顔で目を見て、なるべくゆっくり分かりやすくお話することを心がけています。自分が受け取る立場だったらどのような印象を持つかということは常に考えていますね。

これまでの接客経験が活かされているのですね。

前職の販売職時代に大切さを学んだのですが、販売することに集中するあまり、ついつい笑顔やお声かけ、お客さまとのアイコンタクトを忘れてしまう同僚がいました。好印象を心がける方がお客さまにとっての安心感に繋がると感じたので、私はいつも笑顔で丁寧に対応することを心がけています。

お客さまからの感謝のお言葉が、ドライバーの励みになる

日々の業務で大変なことはどんなことでしょうか?

エレベーターが無く、階段のみのお宅に重い商品をお届けするのは力のいる仕事なので大変です。特に飲料のケース商品を運ぶときは体力を使います。でも、配達と運転とでメリハリがあるので、前職の8時間立ちっぱなしの接客より体力的には楽ですし、切り替えができて楽しいです。

力仕事は大変ですよね。一方でやりがいを感じるのはどんな部分でしょうか?

やはりお客さまから感謝の声をいただいた時です。とても励みになります。 お客さまと接するのは配達の短い時間ですが、無事商品を届けてお受け取りいただくまでが私たちの仕事です。なので安全に確実に配達することはもちろん、気持ちよくお受け取りいただけるよう、接客のときはいつも明るい笑顔を忘れずにお話することが大切ですね。

実際に配達でお客さまと接していて、日々感じることはありますか?

共働きのご家庭や育児で忙しい方など、自宅近くのスーパーへ何らかのご事情で行けないタイミングがあるかと思います。そんな時、私たちが「ご希望の時間帯に、確実に商品をお届けできる」ため、すごく感謝の気持ちを持ってくださる方が多いように感じます。私たちも嬉しいですし、忙しいみなさんの日々の買い物のお役に立てている実感があるので、そういった点でもやりがいがあります。

お客さまも効率的な買い物をすることに対してアンテナが高いのですね。

そうですね。当社のサービスで『食べごろ+(プラス)』という、お届け日を食べごろから逆算して生鮮商品を選定し、お届けする取り組みをしておりますが、こちらのお客さまからの反響も多いことから、野菜や果物など生鮮食品への関心が高い方も多くいらっしゃるように感じます。

届いたときが食べごろなのですね!忙しいお客さまにとっては便利なサービスですね。

はい。あらかじめ日時指定で注文をしていただくシステムがあるからこそ、食べごろで商品をご提供を実現できていると思います。

気さくなコミュニケーションと風通しの良さが魅力の職場

イオンネクストデリバリーに入社して感じたギャップはありますか?

正直、応募するまで会社のことを知りませんでした(笑)。それに先入観で、物流や配達の仕事はコミュニケーションの上下関係がはっきりしているイメージがあったんです。でも社内では上司も先輩も気さくに話かけてくれますし、会社全体で風通しが良いのでその点は良いギャップでした。

あとは、原則定時で終業できることもありがたいなと思います。他社の話を聞くと、どうしても配達量が多かったり、再配達やお客さま対応などで残業が増えてしまうと聞くことがありますので。

良いギャップがあったのですね。今もその印象は変わらないですか?

はい。働きやすい環境だと思います。私が所属している高島平拠点は新しい拠点ということもあり、ドライバーが挑戦できる機会が多くあります。社歴に関係なく、実力や取り組みの姿勢でどんどんステップアップできる点はとても魅力的だと感じますね。

Kさんの視点で見たときに、当社のいい点はどんなところでしょうか?

働きやすさでしょうか。社風として、ドライバーの体調を気にかけてくれる環境があり、体調が優れない日は無理ぜずお休みを取れる環境があります。点呼のときに管理者が体調が優れなさそうなドライバーに声かけをすることもありますよ。

今後働くうえで、会社に期待することはありますか?

時短勤務制度が充実するといいなと思っています。女性が育休からドライバーへ復帰するときはどうしても体力的な不安があると思うんです。フルタイムでの復帰が難しくても、時短で働くことができれば、より女性が活躍できる機会が増えるのではないかと感じます。

後輩の指導や資格取得で、自分ができることを増やしたい

今後イオンネクストデリバリーで働くうえで目標にしていることを教えてください。

短期の目標は、新人ドライバーに同乗して運転の教育ができるようになることです。私自身入社して間もないとき先輩ドライバーから実務をたくさん教わって、運転に自信をつけることができたので、今度は私が教える立場になって、新人の方をサポートしたいです。 長期の目標としては、運行管理の資格を取りたいと思っています。運行管理の資格があれば拠点長でなくても自分でできる業務が広がるんです。例えば出発前の点呼ができるようになったり。自分ができることをもっと増やして行きたいので、運行管理の資格を取りたいと思って勉強を進めています。

最後に、メディアの読者のみなさんへメッセージをお願いします。

配達は大変なことが多いですが、その分お客さまの笑顔や“ありがとう”という感謝のお言葉を聞けると、届けてよかったなという気持ちになれます。お客さまの生活に根差したネットスーパーを運営する会社のドライバーなので、きっと自分が届けて良かったなとお客さまの役に立てたことを実感する瞬間があると思います。

私のように過去の経験を活かしてドライバーへ挑戦したい方は未経験でも応募できますので、是非一歩踏み出してみてください。みなさんの先輩ドライバーとしてお会いできることを楽しみにしています!